エヴァンゲリオン解説
使徒と人類の起源
人類が生まれる前に宇宙には高度な知能をもった知的生命体が誕生していました。
それがエヴァ世界における【神】です。
神は宇宙の様々な星にも知的生命体を作るため「生命の種」をまきました。
本当なら一つの星にひとつづつ辿り着くはずが地球には二つの生命の種が辿り着きました。
「生命の実の種」と「知恵の実の種」です。
二つの種が地球に降りた。これがファーストインパクトです。
※ジャイアントインパクト
地球に落ちた種の一つは南極に落ちました。生命の実の種です。
この種の名前は「白き月」。その中に入っていたのは第1使徒アダムです。
アダムからは第3~第17使徒が生まれました。
生命の実の知的生命体は単体で力を持ちます。寿命はありません。
地球に落ちたもうひとつの種は第三新東京市(ネルフ)に落ちました。
知恵の実の種です。
この種の名前は「黒き月」。その中に入っていたのは第2使徒リリスです。
リリスからは第18使徒リリンが生まれました。
リリンは複数体で別名は人、人類と呼ばれるものです。
知恵の実の知的生命体は科学を操ります。世代交代の中で進化します。
本来ひとつの種が落ちるべき星にふたつの種が落ちたので
片方を排除し自分の種を生かそうとします。
星ひとつに二つの種では生存できないからです。
アダムから生まれた使徒がネルフに攻撃をしてくるのはこのためです。
神は種以外にも宇宙に蒔いたものがあります。
ロンギヌスの槍です。
神は知的生命体が神の域まで到達するのを防ぐため、また好ましくない生命体を抹消するため、
蒔いた種から生まれた全ての知的生命体に効果的な武器を作り出していました。
使徒たちの起源とロンギヌスの槍の使用法を記した文章が見つかります。
それはゼーレと呼ばれるネルフの上層部によって管理されています。
「死海文書」(しかいもんじょ)と呼ばれるものです。
ゼーレは第2使徒リリスを発見します。人類の母です。
人類の他に知的生命体が生まれることを危惧したゼーレのメンバーは
リリスを磔にし、魂を取り出しました。取り出した魂は空の人間の体に埋め込みます。
その人間は綾波レイです。
魂のないリリスの体はネルフの地下(レベルトリプルE)に保管されています。
ゼーレはこれをアダムであると偽りの情報を流しました。
その後ゼーレは南極でアダムを発見し、人類を排除する使徒を滅ぼそうと計画します。
しかしその計画は失敗しセカンドインパクトが起こります。南極は死の海となりました。
セカンドインパクトによりアダムの体はバラバラになりましたが、魂を引き上げることに成功します。
アダムの魂はリリス(綾波レイ)と同様に人の体に封じこめられました。
それが渚カヲルです。
魂のないアダムの体はゼーレにより再生され、
胎児の状態で第8話に加持によってネルフに持ち込まれます。
しかしゲンドウは独断で胎児の状態のアダムを自分の手に埋め込みました。
手に埋め込むことでアダムとひとつになり、
リリスである綾波レイと融合することでサードインパクトを起こそうとしたのです。
サードインパクトを起こせば人類はLCL(リリスの血液)の液体にかわります。
LCLは魂のスープです。ゲンドウの妻ユイはエヴァンゲリオン初号機に肉体ごと溶け込んでいます。
ゲンドウは人類をLCLに変え初号機と融合させることでユイと再開しようとしたのです。
しかし綾波レイが背いたためこの計画は失敗します。
綾〇レイ制服 コスチューム導入!